2022年2月11日
 今年の建国記念の日は金曜日、とうことで、三連休となる。 まだまだ、冬は続くが、そろそろ温泉につかりたくなってきた。
 県内または隣県の近間で温泉を捜していたところ、温海温泉で格安の物件を発見した。しかもあの萬国屋! 早速、予約を入れ、そこを中心に予定をくみ上げた。

羽黒山五重塔
<<羽黒山五重塔>>

道の駅あつみ

道の駅あつみ

<<道の駅あつみ>>
今回は、温泉メインであるため、旅程はゆっくりめ。 天候は快晴。すでに、日が高くなっている。

国道7号経由で山形に入るときは、だいたいこの道の駅でトイレ休憩となる。お世話になります。

羽黒山
<<羽黒山:大鳥居>>
羽黒山に向かう参道の途中に、真っ赤な大鳥居が立っている。 初代は、昭和4年(1929年)に山形市の吉岡鉄太郎氏が寄贈したもので、高さ20m、幅15mあった。 老朽化に伴い、平成30年(2018年)に建て替えられた。鋼鉄製で高さ23.8m、笠木の幅が31.6mある。

これだけ大きいと、鳥居の大きさランキングに入っていそうななんだけど、見当たらない。対象外になっているようだ。 なぜかな?

羽黒山
<<羽黒山:境内入口の鳥居>>
近づくにつれ、積雪が半端なくなってきた。 事前に、大丈夫との情報は得ていたのだが、段々心配になってくる。 入口を過ぎて駐車場に向かうと、案の定ん駐車場が雪でふさがっていた。 幸い、向かいの「いでは文化記念館」の駐車場が除雪されていて車を入れることができた。

羽黒山

<<羽黒山:隋神門>>
積雪は1m以上、参道は歩道用の除雪車が通った跡があり、なんとか行けそうだ。 事前調査では、長靴必須とあったので、自宅から持参している。

隋神門をくぐるまでは楽勝の気分であった。

羽黒山

羽黒山

羽黒山

<<羽黒山:参道>>
五重塔までは、小さなお社が両側に立つ参道を行く。

ここは、本来下りの石段のある場所。石段の除雪も、除雪車が通っただけ。 すなわち、雪の急な坂道ということで、長靴は役に立たない。 冬山登山用の靴や、ピッケルも必要だ。

一歩一歩、足元を確かめながら、そろそろと下りていく。 それでも、何回か足を滑らせ、腰をつくこともあった。 帰りは、手をついて、四つん這いになって、なんとか上る状態。



灯籠の上に芸術的に雪が積もっている。

羽黒山

羽黒山

<<羽黒山:須賀の滝>>
桟道の途中に水垢離用の滝、須賀の滝がある。 夏場であれば、身を清める人や、水垢離をとる人がたくさんいるところではあるが、 さすがに、この季節は閑散としているよいうより、雪で近づくこともできない。

ただ、さすがに、凍っていることはなく、水は流れている。

羽黒山
<<羽黒山:爺杉>>
五重塔の手前に、羽黒山最古の古木、爺杉がある。 樹齢推定1000年以上、根周り10.5m、幹囲8.25m。

ちなみに、爺(じじ)杉であって、翁(おきな)杉や婆(ばば)杉ではない。

羽黒山

羽黒山

<<羽黒山:五重塔>>
国宝羽黒山五重塔。
素木造り、柿葺、総高約29.2m。

平安時代中期、承平年間(931年-938年)平将門の創建と伝えられる。 現存する塔は、応安5年(1372年)に、庄内の領主で羽黒山の別当であった武藤政氏が再建したと言われる。

羽黒山
<<羽黒山:祓川>>
参道のそばを流れる。参拝の前に禊をする川である。 川の中の石だけに雪が積もって、おかしな風景を作っている。

羽黒山

<<羽黒山:祓川と神橋>>
右奥に神橋がみえる。こちら側が神域になる。

荘内神社
<<荘内神社>>
鶴岡市は庄内藩の居城、鶴ヶ岡城のあった場所であり、その跡地が鶴岡公園、荘内神社として利用されている。

藤沢周平記念館

<<藤沢周平記念館>>
鶴岡公園の一角に、当地出身の作家、藤沢周平の記念館がある。

江戸時代を背景に、市井の庶民や下級武士の哀感を描いた作品を多数残している。 丁度、代表作と言える「蝉しぐれ」の記念展示がされていた。

鶴岡神社
<<温海温泉萬国屋>>
いわずとしれた東北の名湯である。 社員旅行で、一回来たことがあるが、充分に、満足のいく泊まり心地であった。

鶴岡神社
<<温海温泉萬国屋:フロント>>


鶴岡神社

<<温海温泉萬国屋:露天風呂>>