2013年10月14日 ようやく秋になった。紅葉の便りはどんなかな?と、いつものネット検索。
名所の照会だけではなく、現在の状況も確認できるサイトの方がありがたい。
現時点では、北海道は除いて、志賀高原、上高地、黒部渓谷あたり。八幡平は今少しの様子。蔵王もよさそう。

紅葉は一年のドライブの締めくくりで、雪が降るまでの勝負になる。
今年も、最後は、弥彦公園もみじ谷で締めることにして、最初は志賀高原に、奥さんを連れて行くことにした。

志賀高原
<<志賀高原:横手山頂上から>>

澗満滝
<<志賀高原;澗満滝>>
信州中野ICを出て、一路、志賀高原に向かう。

最初のポイントは、澗満滝の展望台。
国道から、ほんの2-3分、山に分け入ったところに、展望台がある。

実際の滝は、1qほど先にあるとのことだが、 ここからでも、十分にその威容をうかがうことができる。 高さ100m、幅20mという。
写真を撮るには、午後のほうが良いようだ。滝が日陰に入ってしまった。

澗満滝

澗満滝

澗満滝

志賀高原と言えば、子供が生まれたばかりの時に、初めて来た時のことを思い出す。

オリンピックのおかげなのか、その時よりも、道がよくなっている。 前回は、かなりの急こう配の山道を、オートマチックのギアを操作しながら、何とか登って行ったことを思い出す。 その時と比べると、あまり、山に分け入ったという感じがしない。

その時は道に迷ってしまった。
当然のことながらナビはなく、地図が頼り。
新しい車で、初めてのオートマチック、ちょっと、不利な条件がそろいすぎていた。


最初の内は、思い煩うほどのこともなく、高原でいろいろと楽しんで、帰り道へ。

どこにどう入ってしまったのか、地図の場所を外してしまい、車のすれ違いもままならないような山道へ。 山の中ということで地図の目印になる場所もなく、ガソリンは残り少なく、道幅は狭く、おまけに日が暮れてきて、 心細くなるドライブであった。


途中で、バスと行き違い!
バックしてわき道にそれ何とかやり過ごすことができた。
ヒヤヒヤものではあったが、バスが通る道ということで、安心もした。

ようやく、地図に復帰できたのは、津南町を過ぎたあたりか・・。奥志賀~から野沢温泉あたりを抜けたらしい。 多分、助手席の奥さんも心配だったことだろう・・。
でも、とにかく坂を下っていたのが唯一の慰めか。

丸池

<<志賀高原;丸池>>
丸池周辺が、今回は、一番、紅葉がすすんでいた。

まだ、色づき始めの状態で、見頃には、もう少し時間がかかるようだ。 でも、晴れのチャンスを狙うと、土日だけしか出られないときは、こういうことになる。 今日を外すと、紅葉のチャンスを逃すことになる。、

一池
<<志賀高原;一池>>
一池の方が人は多かったのだが、紅葉はいまいちの状態であった。

一池


そんななかでも、ところどころで、きれいな紅葉にお目にかかる。

琵琶池

<<志賀高原;琵琶池>>
一池から、琵琶池に回る。一番大きな池で、湖面もきれいな色をしている。

池の周りの周遊もできるようだ。 中年の夫婦が、それなりの格好をして、歩いていくのを見ると、うらやましい気持ちになる。
ちょっと、まねできないな。

スキー場池

<<志賀高原;スキー場>>
志賀高原は、やはり、スキー場である。
この雄大な景色が雪に覆われて、その中を滑走できるとなると、スキーをしない身には、うらやましくなる。

最盛期の一端を味わえる景色である。

平床大噴泉

<<志賀高原;平床大噴泉>>
ほたる温泉の源泉。掘り出したのは、割と最近のことらしい。 道路わきから、こんな感じで湧き出るとはね。

横手山
<<志賀高原;横手山>>
リフトに乗って、横手山の頂上へ。 やはり、山の上は、少し寒い。

横手山

一面、緑のじゅうたんを敷いたような、幻想的な景色だった。

緑のじゅうたんに見えるのは、熊笹の群生だろうか。 紅葉を期待していったのに、緑の景色に圧倒されてしまった。

横手山

これは、草津方面。
つづら折りの道路の先が、白根山のお釜になる。

横手山

標高2,300m、雲上の宿、横手山ヒュッテ。
日本で一番高いところにある雲の上のパン屋さんというそうだ。

横手山




岩松院
<<小布施;岩松院>>
険しい山道を避けて、来た道を戻る。 時間が早かったので、さわりだけのつもりで、小布施に立ち寄る。

ここは、葛飾北斎の天井画で有名な寺院である。

岩松院
<<小布施;福島正則公廟所>>
福島正則は、家康の死後、改易となり、この地で晩年を過ごしたという。

奥の建物の中には、石造の五輪塔がある。



小布施は、そのうちに、時間をもう少しとって訪れたいものだ。