1976年7月25日 自転車を借りて、西大寺から薬師寺まで、西ノ京をサイクリング。

唐招提寺
<<唐招提寺:境内>>

西大寺
<<西大寺>>
スタートは西大寺。 東大寺はしっかりと残って人出も多く賑わっているのに、西大寺は敷地もけずられ、寂れているといった方がいいだろう。 でも、その分、地元の人の信仰の対象になっていると言えなくもない。

垂仁天皇陵

<<垂仁天皇陵>>
初めて、古墳というものを見た。
教科書の写真ではおなじみであるが、実際に見てみると、その巨大さに圧倒される。

特に、天皇陵は、宮内庁所管で厳重に管理されていることもあって、墳丘の緑も鬱蒼として、正面の鳥居も含めて、 現実に自己主張しているように感じる。

唐招提寺
<<唐招提寺:金堂>>
唐招提寺と次の薬師寺は、修学旅行以来の訪問。 ここも、来るたびに、同じこの正面の構図で写真を撮る場所である。

唐招提寺

横から撮ると、円柱の巨大さが強調される。 これも、好きな構図の一つ。

唐招提寺
<<唐招提寺:戒壇>>


唐招提寺


舎利殿。左が講堂、右が金堂。

この寺は、奥の御影堂あたりに行くと、鬱蒼と木々が生い茂り、別世界に訪れたような気持ちになる。

薬師寺
<<薬師寺>>
修学旅行のときにはなかった金堂が再建され、まぶしい光を放っている。 金堂は、この年の4月に完成している。

お坊さんの講話もここでの楽しみの一つ。 修学旅行の生徒がいると、講話を聴けることが多いので、うれしくなる。

最初は、金ぴかの建物に違和感を覚えたものだが、この後、西塔、行動、回廊と再建が進んでいくにつれて、 なじんできた気がする。