1976年7月11日 社会人となって最初の勤務地は大阪であった。 最寄駅が近鉄河内山本駅ということで、常々この駅に来るたびに、 一つだけ仲間外れにされたように見えるホームのことが気になっていた。

少し仕事にもなれ、初めての大阪の町にも慣れてきたところで、あちこちに出かけることにした。 手始めは、一番身近にあり、気になっていたホームから出発する信貴山に決めた。

朝護孫子寺
<<朝護孫子寺:多宝塔>>

朝護孫子寺
<<信貴山ケーブル>>
近鉄の河内山本から信貴山口まで2駅、短い近鉄信貴線である。 ここで近鉄西信貴ケーブルに乗り換え、高安山駅に至る。朝護孫子寺へはさらに、バスで5分ほどかかる。
写真は高安山駅。

この山は、大阪平野を東から見下ろす生駒山脈の山々である。山の上からは、かたや大阪、かたや奈良の市街が一望できる。
一帯は、金剛生駒国定公園に含まれる。

朝護孫子寺
<<朝護孫子寺>>
バスの降り場。多聞天の鳥居。

ここから本堂に続く参道は、両脇にお布施の石灯籠が隙間なく並んでいる。

朝護孫子寺



朝護孫子寺

石段を上ったところで、本堂の入り口。

朝護孫子寺
<<朝護孫子寺:本堂>>
懸け造りの本堂。

朝護孫子寺

<<塔頭:玉蔵院>>
遠景は同じ境内にある塔頭の玉蔵院。日本一の大地蔵尊で有名である。